2019-06-13 第198回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
本当に少しずつではありますけど、退所後の若者たちに寄り添う支援の仕組みというのを整備はしてきたんですが、今回の若草寮の事件を受けても、改めてまだまだ不十分だったんだということが、そういう現実が突き付けられたんだと思っております。
本当に少しずつではありますけど、退所後の若者たちに寄り添う支援の仕組みというのを整備はしてきたんですが、今回の若草寮の事件を受けても、改めてまだまだ不十分だったんだということが、そういう現実が突き付けられたんだと思っております。
今年二月、東京都渋谷区の児童養護施設若草寮の施設長が施設で育った若者に殺害されるという事件が発生しました。虐待等、様々な理由で親と暮らせず、児童養護施設等で生活する子供たちは、通常、十八歳になると施設を出ます。施設を出た途端、家も仕事も自力で何とかしなくてはなりません。失敗は許されないというプレッシャーを常に抱え、悩みがあっても身近に相談できる相手がいません。
東京都渋谷区の児童養護施設若草寮で施設長の大森信也さんが、この施設に高校卒業まで暮らしていた男性に刺されてお亡くなりになりました。大森さんは、施設の子供たちのお父さんのような存在でした。本当に残念でなりません。心からお悔やみを申し上げたいと思います。 今回の事件によりまして、子供たちが施設を出た後いろんな課題を抱えているということが改めて明らかになりました。
で、彼女なりに、私ども別に併設の若草寮というものを持っておりますけれども、こちらは有料の勤労単身女子を対象として、東京に働いておりまして、地方出身ということで、経済力も比較的低いという女性、こういう者たちを収容保護して、そこは実費の寮でございます。そこの寮にならったような言い方でうそをつくわけでございますね。これは一般の社会人と見られたい欲望が残っていると思うのです。
それから今の浮浪兒の所、それから若草寮、それから福岡の社会館、これは乳兒院、兒童福祉などのところもざいます。兒童相談所は福岡学園、八幡乳兒院、聖母園などもございます。ぽつぽつ整理されております。市町村には産院、保育所、母子寮等設置方を督励中でございます。